なぜ? 9割の人は夢が叶わないのか?
縁あって読んだ人は良い転機になればいいなあ
今、この場で具体的に自分の夢を話すことができますか?
私は、この質問を今まで何千人以上としてきましたが、明確に話せた人は殆どいませんでした。後述しますが、ここに9割の人が夢を叶えられない最大の理由が隠されているのです。
「夢」とは何なのか?
少し遡って学生時代からのエピソードに合わせて話を進めていきます。私も学生の頃から友達などに、絶対に夢を叶えてやると言っていた輩でした。当時は欲望に任せ高級車が欲しいとか、高級マンションに将来は住むとか海外旅行にも沢山行く、一流企業に勤めて将来は起業してかっこいい人生にするんだなど話していました。
絵に描いたようにダメダメで当然、こんな軽い考えで簡単に夢が叶うほど世の中甘くありません。社会に出て数年経つと誰でも現実の厳しさに打ちのめされます。そして、現実的な思考へどんどん流されていき、夢を次第に忘れ去っていくのです。時には、もっとお金持ちの家に生まれてたら、宝くじに当たったらと卑屈な気持ちになることもしばしば…。
そんな私も、このままだと絶対に夢は叶わないと思い、ダメダメ男を卒業しようと真剣に考えだします。時は25歳頃だったと思います。そもそも夢ってどういうことだろう、どうしたら叶うんだろうと試行錯誤を繰り返し、ある答えを自分なりに捻りだします。
まずは夢を具体的に定義しよう。そもそも夢がなんなのかわからなければ話になりません。そして、夢を「自分の好きな人生を定めること」と自分なりの解釈を立てました。これをベースに、その好きな人生をデザインし、どうやって叶えていくか設計することを始めるのです。しかし、これが難しい。それはそのはず、日本には具体的に夢を叶える方法を教えてくれる夢教育は存在しません。それらしき多くの書籍を読んだり、セミナーに参加しましたがピンとくるものは1つもありませんでした。
後々、この夢設計をドリームデザインと名付けるのですが、これを作るのに膨大な時間がかかってしまいました。七転八倒、ようやくチープではありますがそれらしきものが出来上り、「さあ、どんどん叶えるぞ」と意気込んだ矢先、「お金」と「時間」をどうやって作っていくのかという難題が大きく圧し掛かってきます。
立ちはだかる「壁」
多分、普通の家庭で生まれ、普通に生きてきた普通人が夢を有利に叶えようと思ったら、この「お金」と「時間」という同じ課題にぶつかると思います。この課題解決、当然と言えば当然ですがビジネスで成功することが1番の近道。ビジネスで成功すれば「お金」も「時間」も手にすることができ有利に夢を叶えられる確率が高まるのは言うまでもありません。
しかし、多くのサラリーマンがビジネスで成功しようと思ったら多くの時間をビジネスタイムに捧げなければならない。これに加え、自分の自己啓発にかかる時間、家族にかかる時間、これだけでも厳しいはずなのに、さらにここから自分の夢をデザインして戦略し行動するなど、よっぽどストイックな人でない限り継続することは不可能です。そして、気が付いたら、企業のビジョン(夢)だけのために働き給料をもらう生き方が当たり前になっていき習慣化され、自分の夢を忘れていきます。この矛盾地獄が、9割の人が夢を叶えられない実態なのです。
だから、冒頭で話したように自分の夢でさえ具体的に定義できていない人が圧倒的に多いのです。実際に僕もそうでした。これではダメだ、抜本的に思想を変えないと夢など叶うはずがない。
再び、この矛盾をどうやって解決すればいいのか濃い霧の中でもがくことになります。
この大きい壁を突破する方法はないのか?ここは本当に悩みました。実は、この難題の解決に繋がったのがドラゴンボールという漫画でした。主人公の悟空とそのライバルであるベジータがフュージョンという技で融合しゴジータという1人になり凄まじいパワーアップで、それまで全くかなわなかった強敵を倒すというベタなストーリーなのですが、この融合という言葉が胸に突き刺さります。それまで、企業の夢と社員の夢を別物で扱っていたから効率が非常に悪いんだという気づきに繋がっていくのです。
社員の夢と企業の夢の融合
じゃあ、企業の夢と社員の夢を融合してゴジータのようになれば更なるパワーアップも期待できる。これが、ドリームマネージメントという経営モデルの始まりになりました。社員の夢を叶えるパワーを企業エネルギーとして最大限活かすという経営方法です。もっと簡単に言えば、社員は自分の夢を応援してもらうことで、今までにない自分ゴトで本気の業務遂行をし、これまでにない利益を継続的に上げていくというスタイルになります。これなら、経営者側も社員側も両方がハッピーになるはず!!よし、この方法なら、人生の中で最も多くを占めるであろうビジネスタイムと自分の夢実現のために費やす時間を融合させることができそうだ。
ここから、ZEEBOONの夢物語が始まっていったのです。
今でも多くのビジネスマンが夢を叶えられずにいると思っています。夢をデザインして、戦略を描いて継続的に実行し結果を出す。1人では本当に厳しく不利です。だからこそ、わたしたちと一緒にやっていきませんか。
弊社のドリームデザインセミナーでは、なんとたった2時間である程度のたたき台を作成できるコンテンツを用意しています。弊社が定期的に行っているので是非、隙間時間を利用して参加してみてください。また、経営者の方にとっても永遠の経営課題である社員とのコミュニケーションなどを解決できるヒントが沢山ある内容になっていますので、是非、当社のパートナーとして参加して頂けると嬉しいかぎりです。
かつて日本が誇った勢いは、もはや衰退し、国に頼る事もできない状況が目の前に広がっています。自分自身の力でこれからの競争を勝ち抜いていかなくてはなりません。そんな状況において、夢は人を動かし、成長をもたらすエネルギーになります。
私たちは、夢を叶えるチャンスを増やし、年を重ねても夢を追いかけられる環境を創り、たくさんの人たちがキラキラできる夢の労働文化を創っていきたいのです。事業ありきではなく、チームありきで始まったZEEBOONだからこそ、この目標を叶える事ができますし、ブレることは絶対にありません。もし、日本が世界一、夢の叶う国だったら素敵だと思いませんか。
是非、お会いできることを楽しみにしております。
1968年東京都生まれ。社員の「夢を叶えるパワー」をビジネスに活かすドリーム企業の創設者。
大学卒業後、空間プロデュース業界にて独自の視点でファーストインパクト理論を開発し、多くの売り場を演出、成功へと導く。その後、インターネットの普及と共にIT企業へ転職。そして2006年7月7日、ドリーム企業という新経営モデルの開発を旗印に、ジー・ブーン株式会社を起業。代表的な作品として、「ドリームマネージメント」「社員の夢を応援するオフィス」「情シスサービス4.0」「アイデアの城」「夢日」「姫と侍」「動画スタジオ会議室」など、ユニークなビジネスモデルが脚光を浴びている。